こんにちは！だまです。
家計の足しにしたい、自分のスキルを活かしたいと、副業に興味を持っている40代主婦の方は多いですよね。
私もその一人でした。
ママ友達もみんな言います。「在宅で楽に仕事したいな〜」って。
でも正直にお話しします。楽ではないです。
巷にあふれる「簡単に稼げる」「2ヶ月で月収7桁万円！」
といったキラキラした広告を見るたびに、私は強い違和感と怒りを感じています。
なぜなら、デザイン経験者である私ですら、在宅デザイン副業の現場は
「単価低すぎ」
「競争激しすぎ」
という、心が折れる現実だったからです。
この記事では、私がクラウドソーシングで経験した現実と、最終的に「フリーランス」という夢を諦めてたどり着いた、40代主婦にとって最も健全な稼ぎ方の結論をお話しします。
私のスキルレベルと、副業を始めた理由
私のスキルレベルは、
「専門学校でソフトの基礎は学んだが、実務経験はブランクあり。未経験よりはマシ程度」
です。
プロのデザイナーというよりは、「ソフトは使える制作担当者」といった方が近いです。
子育て中はパソコンを触る時間も体力もなく、少しでも在宅で稼げればと「クラウドワークス」に登録しました。これが、私の「副業の夢」が打ち砕かれた始まりです。
クラウドソーシングの「低単価地獄」と敗北
1. 時間をかけても報われない「コンペ」という戦場
クラウドワークスには大きく分けて「コンペ形式」と「単価制（プロジェクト）形式」の仕事があります。私が最初に直面したのは、コンペの厳しさでした。
コンペは採用されなければ報酬ゼロですが、5000円程度の低額な募集にすら、プロ顔負けの質の高いデザインが何十件も集まります。
- ライバルは誰？ キラキラ広告に釣られて高額なスクールを卒業した人たちが、「ポートフォリオ（作品集）を作りたい」「実績を積みたい」という目的で、低単価でも参入しているのが現実です。プロも小遣い稼ぎでやっていると思います。
- 私の葛藤 時間はそんなに取れない子育ての合間に、渾身のデザインを作っても採用されない。「時給換算したら、コンビニバイト以下どころかマイナスだ」と感じ、心が折れました。デザイン未経験の方が、この単価で実績を積むのは相当な覚悟と時間がいると断言できます。
最近はCanvaやFigmaのような便利なツールでデザインを始める方が増えましたが、「仕事検索」のフィルターでは、ほとんどの案件が「Adobe Illustrator必須」「Photoshop必須」となっていることが多い印象です。
クライアントからの納品形式の指定もaiやpsdファイルが多いため、CanvaやFigmaしか使えないと、そもそも応募できる案件が激減します。「Adobeが使えないと仕事検索で引っかからない」というのは、この業界の残念ながら無視できない真実なのです。
私は専門学校で学びましたが、結局デザイン系で稼ぐならIllustratorとPhotoshopは避けて通れません。高額なスクールに払う前に、まずは月額でソフトを使える環境を整えるのが先決です。Amazonならセールも多いのでチェックしてみてください。
2. 唯一まともな収入を得られた「人との繋がり」
コンペが厳しすぎると気づいた後、私は「単価制」の案件に応募する方針に変えました。
たまたま良いデザイナーさんの案件に応募し、ご縁があって継続的に仕事をもらえることになりました。その方は適正な報酬（むしろそれ以上）を支払ってくれ、私も気持ちよく仕事ができました。
教訓として学んだのは、結局のところ、顔の見えないコンペより、人との繋がりや信頼、そして「適正な価格交渉」が何よりも重要だということです。
画像加工など、単純激安作業案件の方が通りやすい印象も受けました。
（※何年も前の体験なので、現在は変わっているかもしれません。）
「稼げる」は嘘。スキル習得と怪しい在宅勧誘の闇
1. スキルは独学で身につく、ただし「時間」が必要
コロナも影響してか、在宅ワークやウェブデザインが人気になり、YOUTUBEなどで情報が豊富になった今の時代、Illustrator、Photoshop（画像編集）、Premiere Pro（動画編集）、Lステップ（LINEマーケティング）、WordPress（ブログ）などのソフトは独学でも使えるようになる！と私は思っています。もちろん努力必須！
- 私も、専門学校で（イラレ、フォトショ）基礎は学びましたが、実践は会社でビシバシ指導していただいて身につけた、泥臭いものです。
- Adobeソフトも契約すれば無料で講座がありますし、調べながら進めれば、気持ちとやる気でなんとかやれます。
- ただし、それは「時間をかけて徹底的に手を動かす」ことが前提です。
子育てで忙しい 30代40代主婦が「片手間」でこれをやるのは、正直言って無理だと私は結論づけています。
2. 「家で働きたい」と呟くと群がる怪しい勧誘に注意
「世の中、簡単には稼げません！」（もうほんまこれ！）
最近、Threads（スレッズ）やX（旧Twitter）で「家で働きたい」「在宅したい」と呟くと、一斉にコメントが押し寄せてくるのを見たことはありませんか？
- 「簡単コピペだけ！」「DM送ります！」「LINE登録してください！」
これらを見て、私は心底ゾッとします。本当に稼げる仕事は、わざわざSNSのコメント欄で集客する必要はありません。
お金は、「誰かのためになり、その対価として価値が認められたら」やっと発生するものです。グレーな仕事や高額な情報商材には不信感を持ち、冷静な判断力を保って欲しいとと切実に願っています。
在宅ワークの真実。
実は私、コロナ禍の後に在宅デザインパートを2年間ほどしていました。
週3日、10時～14時という子育て中には理想的な条件で、通勤時間0円というメリットもありました。
しかし、2年間続けた結果
ずっと在宅はしんどい
という結論になりました。
- 身体の不調
運動不足で体が鈍り、アキレス腱断裂という思わぬ怪我に繋がった。 - 公私の曖昧さ
家にいるのに家のことはできないし、仕事とプライベートの境界が曖昧。 - 致命的なコミュニケーション不足
Zoomでの打ち合わせは効率的だが、雑談や空気感が伝わりづらく、意見の食い違いから職場での人間関係が悪くなることもありました。 - 在宅なのにくつろげない
サボってると思われたくないので、息抜きがしづらく、休憩も取りにくい
在宅はメリットもあるが、人間関係や健康面でのコストもかかる。フリーランスではなくパートでも、「ずっと家にいる」ことのしんどさを忘れてはいけません。
私の最終結論！在宅フリーランスを諦めた理由
私は、モヤモヤするフリーランスの夢を追いかけるより、
「外に働きに出た方が気持ちよく稼げる」
という結論に至り、現在はフリーランスを目指す気持ちはなくなりました。
1. モヤモヤの正体は「値段交渉」
- 理想: チラシ1枚あたり4万円くらいは欲しい。
- 現実: 5時間で制作しても、5,000円程度で引き受けてしまう。
私は、値段交渉が本当に苦手です。
仕事はいただけるだけありがたいのですが、自分のスキルに見合った対価を求められない状況が、大きなモヤモヤとなりました。
（補足：制作スキルはあっても、その「価値」に見合った価格を提示し、交渉する自信と営業力が私には足りませんでした。）
フリーランスで稼ぐには、制作スキルももちろん必要ですが、営業力と交渉力が不可欠なのです。その精神的負担を考えると、5,000円の仕事にモヤモヤするより、時給で働く方が精神衛生上よかったのです。
2. 健全な稼ぎ方とは何か
私は、ポイ活や覆面モニターも試しましたが、「稼ぐ」のはやはり大変です。
子育て中は、自分の体力や精神力を守ることが最優先です。
キラキラした夢を追うより、自分の性格に合った健全な稼ぎ方を見つけること。
これが、40代主婦が心のゆとりを失わずに進むべき道だと確信しています。
低単価コンペに時間を使うより、確実にお金に変わる行動を選ぶのが賢明です。私が実際に試してよかったのが「ハピタス」などのポイントサイト。ネットショッピングやクレジットカード発行の前に経由するだけで、手間なくポイントが貯まるので、心が折れることなく家計の足しになります。私はずっとゆるくやってます！
あなたの「頑張る」場所は本当にそこで良いか？
「片手間に、簡単に」は子育て中は無理だと断言します。（もちろん例外はありますが、私のように家事・育児との両立に「超絶ズボラ」を自認する人は、まずは自分のペースを守りましょう。）
あなたがすべきことは、報われるかどうかわからない泥沼の低単価競争に貴重な時間と労力を費やすことではありません。
- 懸賞・ポイ活
無駄にコンペに時間を費やすより、確実にリターンがある行動を選ぶ。 - 時給労働
私のように、交渉ストレスのない外でのパートや時給制の仕事を選ぶ。 - スキル学習は趣味
スクールに高額を払わず、とりあえずまずYouTubeで学び、「将来の楽しみ」としてスキルを磨く。
まずは健康と家庭を優先し、その上で「泥臭くてもやる」か「潔く諦める」か、自分に正直な答えを出しましょう。このブログでは、私もあなたと一緒に、40代の現実的な生活を追求していきます。
私自身、フリーランスの夢を諦めたことで、むしろ心が軽くなりました。
「頑張る」の定義を、世間のキラキラした広告に決めさせないでください。
あなたの家庭と心にゆとりをもたらす「自分にとって一番健全な道」を、一緒に探していきましょう！
私は結局正社員の道を選びました！
あなたも副業や在宅ワークで「しんどい」と感じた経験はありませんか？
ぜひコメントで、あなたのリアルな体験談を聞かせてください！
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